活動趣旨


特定非営利活動法人
 チュラ・サンガ

 今の競争社会で作り出された勝ち負け、上下、優劣の世界の差別から来る「こだわり」「不安」を超え、大自然の「異なったままで同じ」の世界に気づくとき、周りを気にせず、「痛み」「喜び」を共感できる安らかなる人生が開けてきます。

 引きこもりの青壮年や、不登校・精神障がいといわれる人たちの社会復帰の現状を打開すべく、2007年9月、三団体を統合しN.P.O法人「チュラ・サンガ」を設立しました。

 今、ほとんど仕事についていない者がのびのびと働き、外出して暮らすことは、その地域の活性化に役立つことと考えます。より幅広い皆様の協力をお願いします。


◆「名称のいわれ」

 「チュラ」は沖縄語で「かわいい」「美しい」など自然の中での人の美しさを表わすことばであり、又釈尊(ゴータマ・シッダルタ)の弟子チュラパンタカ(Cula panthaka、周利槃特、周利槃陀伽、「愚かもの」といわれたが、かがやく人生を送った一人)より借用。「サンガ」(Samgha)は、インドサンスクリット語で自然との共存をめざす「共同体」「和合衆」「集い」という意味です。


◆「経過」

 自然学舎「真塾」(1983年来)、発心塾( 2002年来)、フリースペース「陽だまり」(2002年来)の三つの部門で相互協力し合いながら、引きこもりの人たちの宿泊、研修、居場所づくり、学習就労支援などの活動を岐阜市、羽島市を中心に行なって来たが、このたび精神障がいといわれる人たちも含め活動するべく、三部門を統合して法人化しました。